昼間の信号機

パパ活で貯金を作っている、メンヘラ社会不適合者の女です。主にパパ活での出来事などを書いています。

人間嫌いのパパ活日記⑦-パパを友達か何かだと思ってる節がある

パパ活のパパを友達か何かだと思っている節がある。

 

 

昼間の信号機には友達がいない。何人かはいるが私と同じく出不精の連絡不精なので、1週間で1往復すれば僥倖のLINEくらいしか繋がりがない。たまにツイッターで生存を確認している。

 


なぜ友達がいないかと言えば、人付き合いが死ぬほど面倒臭いからだ。

 


タイトルにする上でこの方がキャッチーだから「人間嫌いの」とつけているが、私が嫌いなのは正確には人間ではなく人付き合いの方である。もっと正確に言うなら、人付き合いで得られる楽しさから人付き合いにかかる労力や受けるダメージ、つまりコストを引くと、マイナスになってしまう。差し引きマイナスだから損で嫌いなだけで、ごく稀に差し引きマイナスにならない関係もあるし、そういう人間関係はなるべく維持するようにしている。主にツイッターのフォロワーとの関係などがそうだ。

 

 

さて、先ほど人間関係は差し引きマイナスになるから嫌い、と言ったが、もしそこに時給が発生したらどうだろうか。

喜んでやるだろう。

そして時給は発生するのである。そう、パパ活ならね。

人に会ってにこやかに会話などをして、会話で得るものがあったりなかったりして、相手の機嫌を損ねないようにして帰る。これだけだったら多くの場合は不利益の勝ちだが、1万円とか1万5000円とか貰えるとなると話は別だ。めちゃめちゃ割のいいバイトに様変わりする。


労力的にはぶっちゃけ友達と会うのとさして変わらない。むしろ友達だと下手に自己開示を求められる分、友達の方が疲れることさえある。私はリアルで出会った人間への自己開示が苦手なので、最初から全部嘘の方が幾分楽だ。

 

 

しかしいくら人間嫌いを気取っても、美味しいスイーツを一緒に食べるとか、そういう営み自体に憧れることは普通にある。差し引きマイナスだし疲れるだけだと分かっているからしないだけで、全然ウチらいつメンでディズニー行ってテンアゲ最高の爆エモになってみたい気持ちはあるのだ。テンアゲってもしかして死語?

 


そしてパパ活ならそれが差し引きプラスで叶ってしまうことに気付いたのだ。珈琲の美味しいカフェもおじさんと行ったし、「可愛いね!メイク変えた?てか髪切ったね!」も友達ではなくおじさんに言ってもらった。美味しいイタリアンのお店を教えてもらったのもおじさんが相手だった。

 


友達がいないから、真っ当な女の子が交友関係で得る幸せをパパ活で回収しているのだ。

なんだそれ。

 

 

 

でも実際「美味しいね」1つ取っても、パパ活なら確実に相手を喜ばせる言葉になる。やはり奢る側としては美味しそうに食べてもらったら嬉しいのだろう。相手が喜ぶと分かっていれば、こちらとしても安心して発言できるというものである。そうやって歪なやり方と考えの方が真っ当に人間関係をやれるの、圧倒的に社会不適合者というかんじだ。

 

 

 

というか、みんなどうやって楽しく気兼ねなく遊べる友達をリアルで作っているのだろう。インターネット上なら誰に気を遣うでもない自己開示が済んでいるし、繋がった時点である程度の共通項があると分かっているが、リアルで出会った人間との共通項を探し出すのはめちゃめちゃ大変だし、そもそも深いところの自己開示ができず一生親密になれない。

こんななので昼間の信号機にはほぼツイッターにしか友達がいない。インターネットのない時代に生まれていたら様々なことが終了していたと思う。平成生まれでよかった〜!