昼間の信号機

パパ活で貯金を作っている、メンヘラ社会不適合者の女です。主にパパ活での出来事などを書いています。

人間嫌いのパパ活日記③-社不はパパ活に向いている

ぶっちゃけ社会不適合者の方がパパ活に向いていると思う。

 

理由を挙げろと言われたら5億個ほど挙げられるが、ここでは掻い摘んでいくつか羅列したい。

 

 


社会不適合者というか、正確な言い方をするならADHDの女はパパ活に向いていると思う。ASDは向いているかというと微妙だが、そもそもADHDASDは併発するものだし、女でASDの性質の方が濃く出る人は少ない。


ADHDは面接に強い、というのは言い尽くされた言説である。これは何かといえば、要は目の前の人間に対するポテンシャルが高いのだ。長期的に人と上手くやるのは苦手でも、その場限りの人間と上手いことやるのは得意なADHDが多い。


パパ活のパパとは必ずしも長期的な関係を続ける必要はない。というか長期の関係になれば必ず体を求められるので、おっさんとセックスする気がなければだいたいは短期の関係になってくる。これはADHDにとって大変好都合だ。


しかも大やらかししたらブロックすればそれまでである。極端な話、ADHDにありがちな「約束したけど当日どうしても行く気になれない」「起きたら既に手遅れな時間で間に合いそうにない」とかなったらブロックしてしまえばいいのである。パパ活ではさして珍しい話でもないし、お互いいくらでも替えがきく関係である。私はこの方法で既に10人ほどのおっさんをブロックすることに成功した。

 

 


それから、社会不適合者は人間嫌いがちである。というか私がそうだ。人間に興味がないわけでないが、人間関係は死ぬほど面倒くさくてリアルで話しかけられると「ウルセ〜〜〜〜〜話しかけんなカス!!!」という気持ちになってしまう(最低)。メンタルの調子が悪いと人間という人間全てが憎くて人類を滅ぼしたくなる。


私のような人間関係面倒くさい族なら分かってもらえると思うが、周りの人間にニコニコして穏便に事を済まそうとしていると「なんで対価も出ねぇのに労働しなきゃなんねぇんだ」という気になる。労働とはもちろん会話や笑顔の維持についてだ。時給2000円出ろ。


出るのである。そう、パパ活ならね。

時給2000円どころではない。運がよければ時給1万円だ。これなら愛想を振りまこうという気にもなる。というか「人間関係をやって時給が発生する」というのがこれ以上ないほどしっくり来る。

 

 

 

 

加えて、発達障害には性自認が曖昧である人が多い。私なんかもそうで、性自認は「女性寄りの『まぁどっちでもないかな……』」である。何だそれ。意味が分からない。

つまり自分の女性性があまり自分のものであるという認識がない。女らしい振る舞いは漏れなく演じているのである。


だからおっさん相手に女性性を安売りしても、自分の中から何か削れてるかんじは何もない。もともと自分のものではないから。最初から全部嘘だから、嘘をついても罪悪感がない。パパ活は基本的に嘘だらけの世界である。ポンポンと嘘をつけるに越したことはない。

普段私は人と話すとき目を合わせられないが、パパ活の相手とはいつも目を合わせて話す。全部嘘だから、目を見られても怖くないのだ。

 

 


弊害として、パパ活を始めてから自分の女性性が死ぬほど嫌いになった。何事にも代償はあるんだなぁと思う。小並感。